毎月120万件の不正アクセス被害も……ヤバすぎる「クラウドサービス利用」の弊害
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拡大するクラウドサービスの利用に潜むリスク
新型コロナウイルスの流行によってテレワークの導入が増えたことに伴い、クラウドサービスの活用も普及している。総務省の発表によると、クラウドサービスの利用率が2018年は58.7%だったのに対し、2020年は68.7%と利用率が10ポイント増加していることが明らかになった。クラウドサービスを利用することで、テレワークをスムーズに進められることに加えて業務効率を大幅に向上させられるメリットがある。しかし、クラウドサービスの利用にはインターネットを経由するため、ユーザーIDやパスワードの流出、第三者の不正アクセスによる情報漏えいなどのリスクが付きまとう。
実際に、被害が報告されているサイバー攻撃の中でも、下記の3つの手法が目立つようになってきているという。
(1) | 不正アクセスによる攻撃 |
(2) | メールを経由した攻撃 |
(3) | Webサイトを経由した攻撃 |
これら増加傾向にあるサイバー攻撃の手法は、いずれも社外のネットワークを経由することに起因するリスクであり、従来型の境界線防御では防ぐことが難しいことが分かる。それでは、クラウドサービスの利用に付きまとうリスクを取り除き、増加傾向にあるサイバー攻撃の手法から自社を守るには、どのようなセキュリティ体制を構築すれば良いのだろうか。
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