シスコシステムズ合同会社 、 ファストリー株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/02/02 掲載
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
企業のDXが避けられない中、その推進を外部ベンダーに依存している企業は少なくない。大手クレディセゾンでも、以前は外部ベンダーに完全依存し、費用はかさみ3年で終わる更改予定が10年以上かかっていたという。そんな状況を打破すべく、2019年から社内改革を実施し、システムの内製化と60%以上ものコスト削減を実現した。また、現在はデジタル人材の採用・育成プログラムの推進などの先進的な取り組みも行う。これらの改革を成功させるコツを同社の取締役 専務執行役員 CTO兼CIO 小野 和俊 氏に聞いた。

購買チャネルのシフトで直面したDX推進の必要性

 1951年設立のクレディセゾンは、「セゾンカード」のクレジットカード事業を含め、ファイナンス事業や、不動産関連事業など幅広くビジネスを展開する。高島屋や西友、パルコなど、リアル店舗を持つ企業と提携して一緒にカードを作り、事業を成長させてきた。

 しかし昨今、顧客の購買チャネルがECを中心としたデジタル側にシフトしている。時代に合わせて事業を再設計できなければ、継続的な成長はできないという経営課題に直面していた。

画像
顧客の購買チャネルがデジタルにシフトしているため、リアルチャネル中心としたクレディセゾンは改革が必要だった

 小野氏は、新卒で外資系のサン・マイクロシステムズに入社。シリコンバレーでJavaの開発のプロジェクトに参画。その後、7億円の出資を受け、24歳で代表取締役としてアプレッソを立ち上げ、データ連携製品「DataSpider」を開発。その代理店の一つであり、データ転送の製品「HULFT」を持つセゾン情報システムズから資本業務提携が提案され、グループに入る。そして、セゾン情報システムズのCTOとなり、経営改革を6年間行った。その手腕が買われ、2019年からクレディセゾンで改革を率いている。

「セゾン情報システムズで働いたことが大きな転機となりました。スタートアップと、日本の歴史ある会社とはずいぶんやり方や価値観が違うと気づき、現在の取り組みにも生かされています」(小野氏)

 以降では、小野氏が推進する同社でのDXの取り組みを紹介する。

この記事の続き >>
・8人のデジタルチームの集結とDX戦略の策定
・秩序と柔軟性の両輪で動く、バイモーダル戦略の推進
・2024年に1000人へ、デジタル人材の採用と活用計画
・8万時間以上の業務時間削減、2つの内製プロジェクト

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます