- 2025/01/16 掲載
米Wファーゴ、10─12月期は利益が予想上回る 25年はNII増見込む
[15日 ロイター] - 米大手銀行ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が15日発表した2024年第4・四半期(10─12月期)決算は利益がアナリストの予想を上回った。ディールメイキングの回復が下支えとなった。
第4・四半期の調整後1株当たり利益は1.58ドルと、LSEGがまとめた予想(1.35ドル)を上回った。
一方、貸し出しの利息収入と預金者に支払う利息の差である純金利収入(NII)は前年同期比約7%減の118億4000万ドル。変動金利資産に対する低金利の影響と貸付残高の減少が響いた。
それでも、融資需要の回復などにより2025年は利息収入が471億3000万ドルに増加すると予想。NIIの約1─3%増を見込むとした。
投資銀行手数料は、前年比59%増の7億2500万ドルとなった。
退職金関連費用は6億4700万ドル。前年同期は9億6900万ドルだった。
マイケル・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)は、「消費活動は引き続き堅調で、信用状態も極めて安定的だ」と述べた。
Wファーゴの株価は午前の取引で約5.40%上昇している。
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