• 2024/11/21 掲載

米インフレ抑制は停滞、利下げに慎重姿勢を=ボウマンFRB理事

ロイター

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[20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は20日、インフレが依然として懸念材料となる一方で労働市場は堅調だと指摘し、さらなる利下げには慎重な姿勢を取るよう求めた。

ボウマン氏は政策担当者内で最もタカ派的とされる。9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げに対し唯一反対を表明していた。

フロリダ州での演説でボウマン氏は、FRBが目標とするインフレ率2%に向けた進展が停滞していることに言及。「インフレ目標をまだ達成していないことを認識し、労働市場の動向を注意深く見守りながら、目標達成までの道のりをより適切に検証するために、政策金利の引き下げを慎重に進めたい」と述べた。

また、中立政策金利(経済成長を促進も抑制もしない金利水準)はコロナ前よりもはるかに高いと考えており、「われわれは現在考えているよりも中立政策スタンスに近づいている可能性がある」とも指摘。物価安定目標を達成する前に政策金利が中立水準に達するか、あるいはそれを下回るリスクも排除すべきではないとの見解を示した。

ボウマン氏は、12月17─18日の次回FOMCに向けて今後のデータを注視し、幅広いヒアリングを通じて現在の政策スタンスの妥当性を検証すると述べ、市場が現在予想しているようにFRBが追加利下げを実施する制約はないとの考えを示した。

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