- 2024/09/12 掲載
米家賃負担、収入比で昨年横ばい 人種により格差も=国勢調査
23年は2100万超の賃借世帯が収入の30%以上を住宅に費やしており、これは調査を行った賃借世帯全体の49.7%を占めた。
家賃が跳ね上がったにもかかわらず、賃借世帯の収入に家賃・光熱費が占める割合は昨年は中央値で31.0%で、22年と変わらなかった。賃借世帯の収入が家賃の上昇に追いついたためとみられる。国勢調査局は、高所得世帯が賃借人になっていることを指摘している。
賃借世帯のうち、住宅費が収入の30%以上に達している世帯の割合は黒人またはアフリカ系では23年は56.2%。「その他の人種」と定義される世帯は約54.7%、白人世帯は46.7%だった。最も低いのはアジア系世帯だった。
実質家賃(家賃に光熱費の平均月額を足した額、インフレ調整後)の中央値は昨年は3.8%上昇。実質住宅価格の中央値は1.8%上昇した。
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