- 2024/09/11 掲載
肥満症薬、2029年までに新薬16種登場か=民間予測
現在の市場では、GLP─1受容体作動薬というクラスに属するデンマーク製薬大手ノボノルディスクの「ウゴービ」と米イーライリリーの「ゼップバウンド」が優位。報告書は、新たに約700億ドル規模のGLP─1製剤が2社以外から登場すると予想した。
両薬の需要急増を受けて競合各社は自前の肥満症治療薬開発に取り組んでおり、米アムジェンや米ファイザーは現在、新薬候補の臨床試験を進めている。
このほか新薬を開発しているのは独ベーリンガーインゲルハイム、デンマークのジーランド・ファーマ、スイスのロシュなど。
報告書は、2031年までに糖尿病患者の41%と糖尿病患者でない肥満症患者の4分の1近くがGLP-1製剤を服用すると予測している。
アナリストによると今後1年半の間に、肥満症薬開発に特化した中小企業を標的に、大手製薬会社による買収が相次ぐ見通しだ。
PR
PR
PR