- 2024/09/10 掲載
NY市場サマリー(9日)株反発、ドル堅調・利回りまちまち
ドルは対円で5営業日ぶりに上昇した。対ユーロでは2日連続で上昇した。
午後の取引では、ドル/円は0.4%高の142.84円だった。 ユーロ/ドルは0.4%下落の1.1041ドルとなった。ユーロの下落はドル指数を押し上げ、0.4%高の101.56となった。
市場の注目は米CPIに集まっているが、FRBはインフレ率よりも雇用に重点を置いていることを明らかにしている。ロイター調査によると、8月CPIは前月比0.2%上昇と見込まれている。ただ前年同月比では2.6%上昇と、伸びは7月の2.9%から鈍化すると予想されている。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 利回りがまちまちで推移した。先週、債券市場は8月の民間部門雇用者数が3年半ぶりの低い伸びとなったことを受け上昇したが、その後一部投資家による利益確定売りが出たもよう。
先週6日に15カ月ぶりの低水準を付けた2年債利回りは、この日は一転、上昇に転じた。を決定する確率を71%とみている。50bpの利下げ幅の確率は29%。
指標となる10年債利回りは3.699%に小幅低下。一方、2年債利回りは3.669%に上昇した。
2・10年債利回り格差は約3bpだった。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 反発。前週の売りを受け、安値拾いの買いが広がった。週内に発表される米インフレ指標や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されている。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待を背景に反発した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前週末比8.10ドル(0.32%)高の1オンス=2532.70ドル。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> ハリケーン接近への警戒感やリビアの供給懸念を背景に買いが優勢となり、6営業日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前週末清算値(終値に相当)比1.04ドル(1.54%)高の1バレル=68.71ドル。前週末は約1年3カ月ぶりの安値まで下落していた。11月物は0.93ドル高の67.91ドル。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 143.17/143.20
始値 143.66
高値 143.79
安値 142.66
ユーロ/ドル NY終値 1.1034/1.1035
始値 1.1040
高値 1.1053
安値 1.1034
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 104*09.00 4.0031%
前営業日終値 103*31.50 4.0200%
10年債(指標銘柄) 17時05分 101*13.50 3.7023%
前営業日終値 101*11.50 3.7100%
5年債(指標銘柄) 17時00分 100*19.75 3.4885%
前営業日終値 100*19.75 3.4890%
2年債(指標銘柄) 17時05分 100*04.75 3.6708%
前営業日終値 100*06.00 3.6500%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 40829.59 +484.18 +1.20
前営業日終値 40345.41
ナスダック総合 16884.60 +193.77 +1.16
前営業日終値 16690.83
S&P総合500種 5471.05 +62.63 +1.16
前営業日終値 5408.42
COMEX金 12月限 2532.7 +8.1
前営業日終値 2524.6
COMEX銀 12月限 2865.1 +46.8
前営業日終値 2818.3
北海ブレント 11月限 71.84 +0.78
前営業日終値 71.06
米WTI先物 10月限 68.71 +1.04
前営業日終値 67.67
CRB商品指数 269.6027 +2.7386
前営業日終値 266.8641
PR
PR
PR