- 2024/09/09 掲載
イエレン氏、政府要職からの年明け引退示唆 近く中国側と会談も
[7日 ロイター] - イエレン米財務長官は7日、バイデン大統領の任期が来年1月に終了すれば自身の政府最高レベルでの職務も「おそらく終了する」と述べた。
テキサス州オースティンで開催されたイベントで質問に答えた。78歳のイエレン氏は財務長官、連邦準備理事会(FRB)議長といった要職を歴任した初の女性だ。
一方、今後数カ月は財務省でまだ多くの仕事が残っていると語り、中国の何立峰副首相と再び会談する可能性もあると述べた。
米国のジェイ・シャンボー財務次官(国際問題担当)は「かなり近いうちに」代表団を率いて北京を訪れる予定だ。シャンボー氏は中国の過剰生産問題に当たる米中経済ワーキンググループを率いている。
イエレン氏は次期米政権が米中関係を「優先する必要がある」と述べ、最高レベルや実務レベルでの協議が重要との認識を示した。
また、米経済については「ソフトランディング(軟着陸)」にほぼ達していると指摘。「私が見たいのは雇用創出ペースが現在の位置でほぼ安定することであり、さらに弱まることがないように注意する必要がある」とした。
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