- 2024/09/05 掲載
英建設業PMI、8月は53.6に低下 住宅建設は急増
ロイターがまとめた市場予想は54.9だった。インフレ圧力は緩和した。
住宅建設が2022年9月以来の大幅な増加を記録したが、土木建築が急激に鈍化した。10月30日の予算案発表を控えてインフラ事業を巡る不透明感が浮上した。
全体としては今年初めとの比較で好調を維持した。先月のイングランド銀行(英中央銀行)の利下げや、労働党政権が5年間で150万戸の住宅を建設する計画を掲げていることが背景。
S&Pグローバルのエコノミクス・ディレクター、ティム・ムーア氏は「8月も新規受注が力強く拡大した。今後数カ月、新規プロジェクトの着工が建設活動の幅広い回復を支える」と述べた。
建設業のコストの上昇ペースは鈍化した。
サービス業・製造業・建設業を含む全セクターPMIは7月の53.3から53.8に上昇し、4カ月ぶりの高水準となった。
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