- 2024/09/04 掲載
米ISM製造業景気指数、8月は47.2に上昇 弱いトレンド続く
拡大・縮小の分岐点となる50は5カ月連続で下回った。ただ、ISMが長期的に経済全般の拡大を示すと見なす水準(42.5)は上回った。
製造業の生産高や企業の設備投資に関するいわゆるハードデータは、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げにもかかわらず商品需要が落ち込んでいないことから、製造業部門がほぼ横ばい状態にあることを示唆している。
FRBは9月17─18日の政策会合で利下げを開始すると予想されている。
先行指標となる新規受注は44.6と、7月の47.4から低下した。生産も7月の45.9から44.8に低下した。
支払価格は7月の52.9から54.0に上昇した。
供給業者の納入を示す指数は7月の52.6から50.5に低下した。50を超えると納入の遅れを示す。
雇用は46.0と引き続き50を下回ったが、7月の43.4からは上昇した。
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