- 2024/09/03 掲載
トルコCPI、8月は前年比+52%に大幅鈍化 ディスインフレ進行
ベース効果や食品の高騰抑制策を背景に5月以降、急ピッチでディスインフレが進行しており、年内の利下げが見込まれている。
前月比では2.47%。予想を下回った。
ロイターがまとめた市場予想は前年比52.2%、前月比2.64%だった。
7月は前月比3.23%、前年比61.78%。
8月のCPIの内訳は、教育費が前年比121%上昇、住宅価格が101%上昇。一方、ウエートが高い食品・非アルコール飲料は45%上昇だった。
トルコ中央銀行は昨年6月以降、政策金利4150ベーシスポイント(bp)引き上げ50%としている。アナリストはここ数カ月のディスインフレと景気減速を踏まえ、11月か12月にも利下げがあると予想している。
8月の生産者物価指数(PPI)上昇率は前月比1.68%、前年比35.75%だった。
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