- 2024/08/26 掲載
エクイノール、海底石油・ガスに投資 2035年まで年最大67億ドル
[スタバンゲル(ノルウェー) 26日 ロイター] - ノルウェー国営エネルギー会社エクイノールは、同国沖の石油・ガスに2035年まで年間600億─700億ノルウェークローナ(57億─67億ドル)投資する計画を明らかにした。化石燃料への強い需要が維持されると見込む。
ノルウェーは、欧州最大のガス供給国で主要な石油生産国だが、主要な海底石油・ガス田の多くで生産が低迷し、30年代に新たな開発は予定されていない。
エクイノールのアンデルス・オペダル最高経営責任者(CEO)は記者会見で「ノルウェーの石油には長期的な需要曲線がある。だから投資を続ける」と述べた。
エクイノールによると、35年には日量120万石油換算バレル(23年は140万バレル)の生産が可能で、今後10年間で年間20─30の試掘井(23年は26)の掘削が可能。
ガスについては、35年まで年400億立方メートルを欧州に供給する見込みを改めて示した。
エクイノールの国内事業責任者は会見で、ノルウェー沖にはまだ「魅力的な機会」があると語った。
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