- 2024/08/23 掲載
中国、大排気量車の輸入関税上げ巡り協議 EUをけん制
[北京 23日 ロイター] - 中国商務省は23日、自動車メーカーや業界団体との会合を開き、大排気量エンジンを搭載したガソリン車の輸入関税引き上げについて協議した。対中国製電気自動車(EV)関税を巡って最終決定を控える欧州連合(EU)へのけん制とみられる。
最も打撃を受けることになるのはドイツだ。中国税関当局のデータによれば、2.5リッター以上のエンジンを搭載した自動車のドイツから中国への輸出額は昨年12億ドル相当だった。
EU加盟国は10月、中国製EVに最大36.3%の追加関税を課すかどうかについて投票を行う予定となっている。
関係筋によると、ドイツはフィンランド、スウェーデンと共に、対中国製EV関税の恒久的な導入を支持するかどうかを問う7月の諮問投票を棄権した。
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