- 2024/08/22 掲載
ニコン、新本社をお披露目=東京・西大井に、部門超えた交流創出
ニコンは22日、東京・西大井に移転した新本社社屋を報道陣に公開した。各事業の企画、先進研究開発(R&D)部門などを集約。各フロアに広々とした空間を設けるなど、従業員の部門を超えた交流を促して新たなアイデアや事業の創出を目指す。
新本社は3棟で構成。グループ会社を含め約4000人が所属する。本社棟は6階建て。執務席は部門ごとにエリアのみを定めたフリーアドレス制で、屋外テラスを含め自由に使えるデスクや簡易会議もできる大階段、大容量バッテリー200台などを用意。従業員の交流を促すとともに、自由に働きやすい工夫を凝らした。
ニコンは西大井に100年以上にわたり拠点を構え、本社が面する道は同社にちなんで「光学通り」と呼ばれる。徳成旨亮社長は「ゆかりの地で新しいものを生み出し、未来を切り開いていきたい」と意気込みを語った。
〔写真説明〕東京・西大井に移転したニコンの新社屋(同社提供) 〔写真説明〕幅22メートルのスクリーンと階段状の席を設けた「アトリウム」=22日午後
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