- 2024/08/22 掲載
米アナログ・デバイセズ、8-10月期業績で強気見通し
通信、コンシューマー、産業向けなどの部門で余剰在庫が減少したことで、半導体各社は数年来の低迷を脱し、受注が回復している。
第4・四半期売上高は24億ドルを挟んで上下1億ドルを見込み、中心はLSEGがまとめたアナリスト予想平均の23億7000万ドルを上回った。調整後1株利益は1.63ドルを挟んで上下0.01ドルとの見通しを示した。市場予想は1.62ドル。
第3・四半期(5─7月)のコンシューマー部門売上高は前年同期比3%増の3億1660万ドルで、アナリスト予想の2億8930万ドルを超えた。1株利益は1.58ドルとなり、市場予想の1.51ドルを上回った。
同社売上高で最大の産業部門の第3・四半期売上高は10億6000万ドルで、アナリスト予想の10億7000万ドルをやや下回った。
リチャード・プッチオ最高財務責任者(CFO)は、見通しは好調だが「経済的・地政学的な不確実性が引き続き回復のペースを抑制している」と述べた。
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