• 2024/08/21 掲載

インドネシア中銀、予想通り金利据え置き 利下げ視野に通貨安定重視

ロイター

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[ジャカルタ 21日 ロイター] - インドネシア中央銀行は21日、予想通り主要政策金利の7日物リバースレポ金利を6.25%に据え置いた。年内の利下げを視野に置きつつ、通貨の安定を重視売る姿勢を示した。

ロイターのエコノミスト調査では30人全員が据え置きを予想していた。

翌日物の預金金利と貸出金利もそれぞれ5.50%、7.00%に据え置いた。

中銀は4月、4年ぶり安値に沈んだ通貨ルピアを支えるため予想外の利上げに踏み切った。

ルピアは今月、米利下げ観測で軟化するドルに対し約5%上昇し年初来高値付近にある。

ペリー・ワルジヨ中銀総裁は、引き続き第4・四半期に利下げの余地があるとみているとする一方で、今第3・四半期はルピアの一段の上昇を支援することに注力することになると説明。「強いルピアはインドネシア経済にとって良い。一段のルピア高は輸入価格を抑え食品を中心に物価押し下げに寄与する」と述べた。

インフレ率は昨年半ば以降、中銀の目標レンジ(1.5─3.5%)内にある。7月には2022年2月以来の低水準となる2.13%まで鈍化した。

一部エコノミストは、インドネシア中銀の利下げは米連邦準備理事会(FRB)の利下げの後と予想する。

メイバンク・インベストメント・バンキング・グループのエコノミスト、ブライアン・リー氏は、インドネシア中銀の利下げは第4・四半期で米利下げの後との予想を維持。「インドネシア中銀はルピアの安定を重視しているため、今はドル高や米金利上昇の再燃リスクを避けたいと考えているだろう」と述べた。

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