- 2024/08/21 掲載
ノースボルト、リチウム金属電池開発をスウェーデン拠点に集約
拡大計画を再検討する戦略的見直しの一環。同社はこのところ、生産の遅れに加え、顧客が20億ユーロ(22億2000万ドル)規模の注文をキャンセルするなどトラブルが相次いでいた。
電池生産拠点が現在スウェーデン北部にあり、今回の決定は電池事業ポートフォリオに関し「R&Dと製品化を1カ所に集約する戦略的な動き」と声明で説明した。
同社は2021年、リチウム金属電池の技術開発を手がけるカリフォルニア州の企業キューバーグを買収していた。ロイターの取材に対し、キューバーグの施設は閉鎖され、コスト削減効果が見込まれることを明らかにした。
自動車メーカーなど産業界では中国以外からの電池調達が課題となっており、ノースボルトは欧州での電池生産の先駆的な存在との見方が多い。
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