- 2024/08/21 掲載
米SEC、監査法人の違反行為巡る規則厳格化を承認
[20日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は20日、米上場企業会計監視委員会(PCAOB)が監査法人の違反行為に関与した個人の責任を追及しやすくする新たな規則を3対2で承認した。
PCAOBが6月に採択した規則変更を認めた。
この規則では監査法人の違反行為に実質的に関与した従業員、パートナー、独立請負業者などが、過失(negligence)の責任を問われることになる。以前はより高い基準である無謀行為(recklessness)と見なされた場合にのみ責任が問われた。
SECのゲンスラー委員長はこの変更によりPCAOBとSECの監査責任基準が調和され、監査人と監査人が所属する監査法人に同じ基準が適用されることになると述べた。
PR
PR
PR