- 2024/05/22 掲載
中国新興EVの小鵬汽車、第2四半期の納車台数見通し引き上げ
[21日 ロイター] - 中国の新興電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(シャオペン)は21日、値下げを通じて競争の激しい国内市場で販売拡大が期待できるとの理由から、第2・四半期の納車台数見通しを引き上げた。発表を受けて同社の米上場株は4%急伸した。
最新の納車台数は前年同期比25─37.9%増の2万9000─3万2000台を見込んだ。値下げが電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「G6」と「G9」の販売を押し上げると予想した。
向こう3年間に10万元から40万元(1万3816.73─5万5266.94ドル)の価格帯のモデルも立ち上げる計画で、皮切りとして今年第4・四半期にセダン型EVを手掛ける。
第1・四半期の売上高は65億5000万元で、LSEGの予想の61億7000万元を上回った。調整後1株損益は1.45元の損失で、赤字幅が予想の1.94元よりも小さくなった。
粗利益率は前年同期の1.7%から12.9%に改善した。
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