[１３日 ロイター] - 米ウォルマートは数百人規模の人員削減を行い、在宅勤務従業員の大半に出社を求めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が１３日、関係筋の話として報じた。

一方、ダラスやアトランタ、トロントにある小規模事業所の従業員はアーカンソー州ベントンビル本社やニュージャージー州ホーボーケン、南部カリフォルニアなどに異動するよう求められているという。

２０２４年１月末時点の従業員数は約２１０万人だった。

同社はここ１年人員削減を進めており、昨年４月には２６年度末までに店舗の約６５％をオートメーション化する計画を発表した。

２３年２月には米国内のテクノロジー拠点３カ所を閉鎖し、数百人の従業員に異動を求めた。また、従業員の出社を促している。

ウォルマートは、ロイターのコメント要請に応じていない。