• 2024/05/14 掲載

米インフレの主因、企業の値上げではない=SF連銀調査

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[13日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀は13日、このところの米インフレの主要因が企業の値上げでなかったとする調査結果を発表した。

担当エコノミストらは「今回の景気回復は、過去と比べて企業利益の増加は特に目立っているわけではなく、2022年夏以降のインフレ鈍化でも大きな関係性はなかった」と指摘した。

バイデン大統領は物価の高止まりは企業の強欲が要因と批判している。今回の調査では大統領発言への言及はなかったものの、明確な反論となった。同連銀調査とは別の調査でも同様の結論が導き出されている。

連邦準備理事会(FRB)が金融政策判断の際に重視する物価指標の個人消費支出(PCE)価格指数を見ると、22年6月に前年同月比7.1%上昇し、今回のインフレ局面でピークに達した。上昇率はその後低下しており、今年3月は2.7%にとどまった。

FRBの金融政策担当者や多くのエコノミストは、激しいインフレが起きた要因はサプライチェーン(供給網)の混乱に加え、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の景気回復期に消費者の需要が高まり、さらに同時期に労働供給が減少したためだったとの見解を表明している。

最近のインフレ鈍化は、サプライチェーン回復と移民の増加に伴う労働者の供給増や、利上げによる借り入れコストの上昇で需要が冷え込んだためという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます