- 2024/05/14 掲載
UBS、クレディS買収後の技術統合に遅延あればリスクに=CEO
エルモッティ氏は2023年、救済買収後にUBSのCEOに復帰。UBSは、ITシステムの統合とクレディ・スイスからの顧客移行という、統合の次の段階に影響する重要な課題を抱えている。
エルモッティ氏はロイターとのインタビューで「私たちにとって本当のリスクは、シナジー効果の実現を遅らせなければならなくなることだ」と語った。
「その意味で、もちろん私たちは計画を立て、私たちがやることに信頼性があることが必要だ。正しい方向に進んでいると私は確信しているが、現状に満足しているわけではない」と述べた。
エルモッティ氏は、クレディ・スイスの顧客のUBSプラットフォームへの移行は今年始まり、クレディ・スイスのアプリの30%を廃止するとの目標は、2024年に達成可能な「最大限(のもの)」だと説明した。
エルモッティ氏は、2行の統合によって130億ドルのコスト削減を見込み、大部分は従業員数の削減によるが、ITシステム統合による部分もあると言及した。
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