- 2024/05/11 掲載
グローバル株に資金流入、1カ月半ぶり大きさ=週間データ
米雇用統計の内容が予想より軟調だったことで米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始の観測が高まったことで、グローバル株式ファンドの需要が急増した。
地域別でみると、欧州株ファンドは62億1000万ドルの流入で、2週連続の買い越し。アジア株ファンドは47億1000万ドル、米国株ファンドは11億4000万ドルのそれぞれ買い越しだった。
一方、セクター株ファンドからは5億1900万ドルが流出し、6週連続の売り越し。ヘルスケアから3億9000万ドル、ハイテクから3億4000万ドル、金・貴金属から3億800万ドルがそれぞれ流出した。一方、生活必需品は5億700万ドルの買い越しだった。
グローバル債券ファンドには126億ドルが流入。高利回り債ファンドに34億1000万ドルが流入した。
マネー・マーケット・ファンド(MMF)には549億6000万ドルが流入。
コモディティーでは、貴金属ファンドから4億9300万ドルが流出した。
新興市場ファンド2万9503本を対象としたデータでは、15億1000万ドルが流出し、4週連続の売り越しとなった。一方、新興株式ファンドには11億7000万ドルが流入した。
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