- 2024/01/24 掲載
航空連合、ベア1万円以上要求=24年春闘、過去最高額
航空業界の労働組合が加盟する航空連合は24日、2024年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求額を月額1万円以上とする方針を決めた。前年の6000円以上を大幅に上回り、過去最高額となる。航空需要回復や物価高を踏まえた。
同日、東京都内で開いた中央委員会で決定した。定期昇給も含めた全体の賃上げ率は平均5.87%となる。内藤晃会長は「産業を支える人材の確保、育成、定着には最低限必要な水準だ」と強調した。
航空連合には日本航空や全日本空輸など航空各社や関連企業の計57組合が加盟。24年春闘では、終業から始業まで11時間の休息時間を設ける「勤務間インターバル協定」を各労組が会社側と結ぶことも目指す。
【時事通信社】
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