- 2024/01/24 掲載
ダイハツ、「キャスト」など32万台リコール 試験不正の検証で判明
[東京 24日 ロイター] - ダイハツ工業は24日、軽乗用車の「キャスト」とOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているトヨタ自動車の「ピクシスジョイ」の2車種計32万2740台(2015年8月─23年6月に生産)について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
同2車種は、運転席側の側面が衝突を受けた際のドアロック作動の検証が不十分だったため、衝突時に全てのドアがロックされて開かなくなる恐れがある。ダイハツはドアロックを交換するなどの対策を講じる。リコールにかかる費用は明らかにしていない。
認証試験不正を調査した第三者委員会による報告書の指摘を受け、ダイハツが検証したところ、リコール対象の2車種は安全性能基準を満たしていなかったことが判明した。国交省は同社に対し、必要に応じてリコールを届け出るよう指導していた。
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