- 2024/01/24 掲載
コメルツ銀CEOがドイツ銀との統合否定、顧客利益の観点で
同CEOは、顧客が経営の独立した銀行による金融サービスを求めていると話し、「経営の独立によって自由に行動できることが顧客の利益に適う」と明言した。
コメルツ銀行の筆頭株主は依然15%超を保有するドイツ政府。2008年に発生したリーマン・ショックで経営が悪化し、公的資金の注入を受けた。19年にドイツ銀行と経営統合に向けて交渉入りしたが破談。最近、改めて統合観測が浮上していた。
ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービングCEOは18日、企業の合併・買収(M&A)は今年の優先事項ではないとCNBCのインタビューで述べた。
コメルツ銀CEOが統合観測について公的に発言するのは今回が初めて。
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