- 2024/01/24 掲載
米TI、第1四半期見通しが予想下回る 自動車向け需要低迷
株価は引け後の時間外取引で約4%下落した。
第1・四半期の売上高見通しは34億5000万─37億5000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想は40億6000万ドルだった。1株利益見通しも予想を下回った。
サミット・インサイツのアナリスト、キンガイ・チャン氏は、自動車分野のサプライチェーン(供給網)調整について、電気自動車(EV)の需要低迷と大手自動車メーカーにおける全米自動車労組(UAW)のストライキが影響したと指摘。在庫調整は第1・四半期も続き、今年下期に改善するとの見方を示した。
2023年第4・四半期の売上高は自動車用半導体が1桁台半ばの減少、売上高全体に占める割合が最も大きい産業用半導体は10%台半ばの減少となった。
PR
PR
PR