- 2024/01/24 掲載
製造業PMI、1月は3カ月ぶり上昇=auじぶん銀・S&Pグローバル
[東京 24日 ロイター] - auじぶん銀行が24日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.0で、昨年12月(確定値)の47.9から3カ月ぶりに上昇した。8カ月連続で節目の50割れとなり、業況の悪化が継続している。サービス業PMIは52.7と、12月の51.5(確定値)から改善した。17カ月連続で節目の50を上回った。
製造業では生産が前月の46.8から47.4に、新規受注が45.2から45.6にそれぞれ上昇した。もっとも、新規受注の水準は低迷が続いている。
サービス業PMIは昨年9月(53.8)以来の水準だった。新規事業が3カ月連続上昇し52.5となった。受注残の増加が続いていると報告されている。
S&Pグローバルのエコノミストは、調査からは需要と事業活動が今後数カ月、上昇する可能性が示唆されたと指摘。インフレ率に関しては、購買価格が記録的な高水準で推移する一方、販売単価が2022年2月以来の低水準となり、「民間企業はコストの一部を負担しようと努めたようだった」とコメントした。
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