- 2024/01/05 掲載
インドのデジタル通貨取引、昨年12月に1日100万件越す=関係筋
[ムンバイ 4日 ロイター] - インドの国内銀行は昨年12月、社員への一部支払いを中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)で行った。これはインド準備銀行(中央銀行)がCBDCの1日当たりの取引を100万件に引き上げるという目標達成の一助となった。3人の関係者が明らかにした。
中銀は22年12月にCBDCの試験運用を開始したが、10月末までに1日当たりの取引は平均で2万5000件にとどまっていた。
ただ、関係筋によると、先月一部の大手民間金融機関や国営金融機関が、福利厚生制度に関連する資金を従業員のCBDCウォレットに振り込んだという。
中銀は、こうした動きが金融機関以外の企業でも出ることを期待している。
また、CBDCの利用者も着実に増えており、関係筋によると12月の300万人から、現在は約400万人に増加している。
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