[２１日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは、中国への中型旅客機「７８７ドリームライナー」納入を数日以内に再開する見込みだ。関係筋がロイターに明らかにした。２０２１年以降で初の納入となる。

４年以上にわたって納入が凍結されている主力機「７３７ＭＡＸ」の再開にもつながる可能性がある。

同筋によると、民営の吉祥航空が新しい７８７ドリームライナー１機を上海で受領する。

７３７ＭＡＸの納入再開が近付いている兆候として、業界情報・分析サービス「The Air Current」は２０日、ボーイングが今月、中国の航空規制当局から重要な認証を得たと伝えた。

ボーイングは「中国の顧客をサポートし続け、その時が来れば顧客に納入する用意がある」とコメントした。