- 2023/12/21 掲載
ドイツ小売業者の景況感悪化、クリスマス商戦低迷
クリスマス商戦序盤の売り上げが小売業者の期待に届かなかった。今後数カ月の見通しも引き続き厳しい。
ドイツでは今年、インフレ率が着実に低下。消費者心理に改善の兆しがみられる。ただ、来年度予算案には一部補助金の削減や新たな課税が盛り込まれており、来年初めにインフレ率が再び上昇する可能性がある。
IFOの専門家パトリック・ヘップナー氏は「消費者はかなりの節約を続けており、小売業者にとって来年は厳しいスタートになるだろう」とした上で「ただ、インフレ率の低下と賃金上昇で購買力が増え、来年中に小売需要が増える可能性が高い」と述べた。
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