- 2023/12/21 掲載
65歳超も就労可能に=高度人材、報酬維持―カルビー
カルビーは21日、60歳の定年後に再雇用したシニア社員向けの制度を来年4月に改定すると発表した。技術や知識など高い専門性を持つ人材が、現在の再雇用上限である65歳を超えて就労できるようにする。報酬は定年前と同水準を維持する。
シニア社員の活躍を後押しするとともに、技術や知識を現役世代に伝えるのが狙い。
習得に時間のかかる熟練技術や知識を持つ人材は、新設する「シニアマイスター」と認められ、報酬は定年前の処遇をそのまま引き継ぐ。管理職に相当する現行の「シニアエキスパート」は、定年前の7割程度だった報酬を現役世代と同等に引き上げる。
いずれも3年を上限に複数年契約が可能。対象者は再雇用されたシニア社員の約2~3割に当たる見込みで、人数に上限は設けない。
【時事通信社】
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