- 2023/12/21 掲載
米新車の平均燃費が過去最高、EVやPHV販売増で=EPA報告
[ワシントン 20日 ロイター] - 米環境保護局(EPA)が20日発表した報告書によると、米新車2022年モデルの平均燃費はガソリン1ガロン当たり26マイルで、過去最高を記録した。21年モデルからの改善幅も1ガロン当たり0.6マイルと9年間で最大。
電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売が増えたことが背景にある。23年モデルは26.9マイルに達すると予想されている。
EPAのリーガン長官は、業界が汚染物質や有害物質などの排出量を減らす取り組みを通じて、歴史的な前進を果たしたことが浮き彫りになったと評価した。
ただゼネラル・モーターズ(GM)、フォード、クライスラー親会社ステランティスの米自動車大手3社(ビッグスリー)の自動車燃費は引き続き他メーカーを下回っている。
一方で燃費トップはテスラ、第2位が現代自動車、3位がホンダとなった。
昨年はEVとPHV、燃料電池車(FCV)の生産が7%増加。EVの平均航続距離は過去最長の305マイルで、11年当時の4倍以上に達した。
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