- 2023/12/15 掲載
24年賃上げ「3%より上で議論」=人材確保へ積極姿勢―NEC社長
NECの森田隆之社長は15日までにインタビューに応じ、2024年春闘での賃上げについて、管理職を含む総人件費で「(少なくとも)3%(アップ)よりもっと上の水準での議論になる」と明らかにした。優秀な人材の確保のため、賃上げに積極的な姿勢を示した。
23年春闘では、基本給を底上げするベースアップ(ベア)が労働組合の要求に対し満額回答となる月7000円で妥結。総人件費は5%弱のアップとなった。24年度から職務内容に応じて処遇するジョブ型人事評価制度の対象が全社員に拡大するため、賃上げは「一律ではなく、それぞれの仕事の市場価格に合わせた形への移行が徐々に進んでいく」と語った。
【時事通信社】
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