- 2023/12/14 掲載
米GM、2035年までに全車両EV化計画を維持=CEO
[ワシントン 13日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は13日、2035年までに販売する全ての車両を電気自動車(EV)にする計画を維持するとの方針を示した。
バーラ氏はワシントン・エコノミック・クラブで報道陣に対し「2035年時点でEVの乗用車とライトトラックのみを販売するつもりだ。ただ当然、顧客がいる場所に応じるつもりで、そのための計画はある」と述べた。
GMは10月、ミシガン州オリオンタウンシップ工場で、電動ピックアップトラックの生産を1年延期したことから、2022年から24年半ばまでにEV40万台を生産する目標を断念すると明らかにした。また、ホンダと手頃な価格のEVを共同開発する50億ドル規模の計画も撤回した。
バイデン政権が自動車排出ガス規制を積極的に進めていることについては、バーラ氏は達成可能な規制でなければならないと注文を付けた。
バーラ氏は「投入するEVの数について当社は良い位置につけていると思う。ただ規制が顧客のいる場所と一致しているかどうか確認する必要がある。充電拠点も必要だ」との見解を表明した。
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