- 2023/12/13 掲載
ガソリン価格、5週連続上昇=補助金減少が影響―経産省
経済産業省が13日発表したレギュラーガソリンの店頭小売価格は、11日時点の全国平均で1リットル当たり175円10銭と前週比40銭値上がりした。原油相場が下落する中、政府が小売価格の高騰を抑制するために石油元売り会社に支給している補助金の減少が続き、5週連続の上昇となった。
地域別では値上がりが31都道府県、横ばいが7県、値下がりが9県となった。最高値は長野県の184円20銭で、最安値は岩手県の170円10銭だった。
政府は補助金の効果で19円60銭の価格抑制効果があったとしている。14日以降の支給額は5円20銭減少し、14円70銭。調査を担当する日本エネルギー経済研究所石油情報センターは来週の価格について、補助金の減少が続くことで「小幅な値上がり」を予想している。
【時事通信社】 〔写真説明〕ガソリンスタンド(資料写真)
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