- 2023/12/12 掲載
富士通、新光電気をJICに売却へ=約8000億円、優先交渉権
富士通が、売却を検討していた新光電気工業について、政府系ファンドの産業革新機構(JIC)連合に優先交渉権を与えることが12日、分かった。JICは大日本印刷、三井化学と組み、TOB(株式公開買い付け)で全株式の取得と非上場化を目指すとみられる。買収総額は約8000億円に上る見通し。
新光電気は半導体の基板パッケージを手掛けており、富士通が株式の5割を保有する。富士通は顧客の課題解決を支援するサービスを主軸とする事業構造への転換を進めており、富士通ゼネラル、FDKと共に新光電気を売却する方針を示していた。
【時事通信社】
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