- 2023/12/12 掲載
仏ルノー、新型EV共同開発の提携先を来年初めまでに決定=関係筋
[パリ/ベルリン 11日 ロイター] - 事情に詳しい関係者2人によると、フランス自動車大手ルノーは、新型電気自動車(EV)「トゥインゴ」の共同開発に向けた提携相手を来年初旬までに決める方針で、候補にはドイツのフォルクスワーゲン(VW)などが含まれている。
ルノーは複数の自動車メーカーと提携の可能性について協議を進めていることを認めたが、具体的な社名や時期についてはコメントを控えた。
関係者3人の話では、ルノーはVWと新型EVトゥインゴについて話し合いを行っている。その1人がルノーは早ければ年内にも提携先を決めると述べた。
ルノーは先月、新型EV「トゥインゴ・レジェンド」の投入を発表。価格は2万ユーロ(2万1500ドル)未満に設定され、ティエリー・ピエトン最高財務責任者(CFO)はEV市場の大衆化が狙いだと述べた。
独経済紙ハンデルスブラットは8日、VWがルノーと2万ユーロのEVの共同開発で協議していると報じた。
英調査会社JATOダイナミクスによると、今年上半期の欧州のEV販売価格は平均6万5000ユーロ超。これに対し中国で販売されたEVの平均価格は3万1000ユーロ余りだった。
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