- 2023/12/12 掲載
マイクロソフト、労組結成に「中立」 米労働団体とAIで協力も
[ワシントン 11日 ロイター] - 米マイクロソフトと米労働総同盟産別会議(AFL─CIO)は11日、労働組合が従業員に加入を促す取り組みに対して同社が中立的立場を維持することで合意したと発表した。
双方はまた、人工知識(AI)の将来像について協力することでも合意した。
AFL─CIOは約1250万人の労働者を代表する60組合で構成する米国最大の労働団体。
AFL─CIOのリズ・シューラー会長は、マイクロソフトは労組結成の取り組みに強く抵抗してきた他のテクノロジー企業とは対照的な立場を取ったと評価。
マイクロソフトは生成AI「チャットGPT」を開発した米オープンAIと提携関係にあり、100億ドル以上の出資を確約している。生成AIの利用は急拡大しており、多くの仕事を奪う可能性がある。
マイクロソフトのブラッド・スミス社長はテック企業が「労働者のニーズ」を念頭に置いてAIを設計し、労働者が発言権を持ってAIの方向性に関して意見を言うことが重要だと述べた。
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