- 2023/12/11 掲載
仮想空間で旅行や買い物=アプリ提供を本格化―ANAHD子会社
ANAホールディングス(HD)子会社のANA
NEO(東京)は11日、バーチャル空間で旅行や買い物が楽しめるスマートフォン向けアプリの提供を本格開始したと発表した。日本のほか、タイや台湾など5カ国・地域で提供し、観光需要喚起を図る。アプリの利用を重ねると、マイレージをためることもできる。
アプリは「ANA
GranWhale(グランホエール)」。旅先は、北海道や京都府など国内61カ所、ボリビアのウユニ塩湖など海外3カ所から選べる。自身のアバターで各地を訪れ、建物内部や景色を楽しめるほか、ガイドから解説してもらえる。アプリを経由して訪問できる店舗エリアには、飲料やアパレルメーカーなど計14店が出店、アバター用の服に加え、実際に利用者の手元に届く商品も販売する。
今後、旅先や店舗数を増やすほか、アプリは欧州や北米でも提供する方針だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕ANAホールディングス子会社、ANA
NEOが提供するアプリで、アバターが北海道の花畑「四季彩の丘」を訪れる様子(同社提供)
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