[北京 １１日 ロイター] - 中国の工業情報省は１１日、新エネルギー車（ＮＥＶ）の既存モデルの９０％以上が引き続き購入時に優遇税制の対象になると発表した。

同省は来年以降のＮＥＶ取得税免税の条件として（１）純粋電気自動車は１回の充電で少なくとも２００キロメートルの走行が可能（２）プラグインハイブリッド車の場合は少なくとも４３キロメートルの電気走行が可能──という技術的要件を挙げた。

また、電気自動車（ＥＶ）は低温航続距離の減衰率が３５％以下であることも求められる。バッテリー交換が可能なＥＶも優遇税制の対象になる。

中国政府は６月、４年間で総額５２００億元（７２４億１０００万ドル）に上るＮＥＶの優遇税制を発表した。