- 2023/12/08 掲載
JR東海社長「全力で取り組む」=国が環境保全要請―リニア静岡工区
斉藤鉄夫国土交通相は8日、国交省でJR東海の丹羽俊介社長と面会し、リニア中央新幹線静岡工区の環境保全について、同省の有識者会議がまとめた報告書に基づく対応を要請した。丹羽氏は「環境保全の課題解決に向け、静岡県、静岡市などと双方向のコミュニケーションを図りつつ、全力で取り組む」と応じた。
静岡工区は環境保全や水資源問題を理由に静岡県が着工を認めておらず、JR東海が目指す2027年の東京―名古屋間の開業が困難となっている。斉藤氏は、環境保全策の着実な実行を「国交省として継続的に注視していきたい」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕リニア中央新幹線静岡工区の環境保全を巡る有識者会議の報告書をJR東海の丹羽俊介社長(右)に手渡す斉藤鉄夫国土交通相=8日午後、国交省
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