- 2023/12/07 掲載
防衛1兆円へ体制整備=予算増に「しっかり対応」―三菱重工社長
三菱重工業の泉沢清次社長は7日、報道各社のインタビューに応じた。政府の防衛予算増額を受け、同社の防衛事業の売上高は2026年度に現状の2倍の1兆円規模になる見通しで、泉沢氏は「国内では防衛のリーディングカンパニーと自負しており、国の要請にしっかり対応できるように体制をつくっていく」と述べた。
現在、同事業の人員は6000~7000人程度。神奈川や愛知、兵庫、岡山、長崎各県の工場で戦車や戦闘機、ミサイル、護衛艦などを製造している。今後、社内の配置換えや中途採用などで人員を2~3割増やす方針で、生産設備の増強も必要に応じて検討するという。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える三菱重工業の泉沢清次社長=7日午後、東京都千代田区の同社本社
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