- 2023/11/28 掲載
英ブラックフライデー、カード取引量と店舗客数がともに前年割れ
同国のクレジットカードおよびデビットカード取引高の約半分を占めるバークレイズは、ブラックフライデーの取引量が2022年と比較して0.63%減少したと明らかにした。
バークレイカード・ペイメントの責任者、マーク・ペティカン氏は生活費高騰が英国人の裁量消費に与える影響や、セール開始を11月の早い時期に前倒しする流れを踏まえると、販売量の減少はおそらく予想されていたと指摘。
ただ、10月の最終金曜日と比較すると取引量は2.7%増加しており、ブラックフライデーがなおショッピングの日として人気があり、重視されていることを示していると述べた。
小売分析のMRIソフトウエアによると、ブラックフライデーの英国全体の実店舗客数は1週間前から11.8%増えたが、1年前からは1.6%減少した。
ブラックフライデーを含む11月25日まで週の客数は前週比7.9%増、前年比2.0%増だった。
長期的なオンラインショッピングへのシフトを反映し、週間の客数は19年の水準を12.6%下回った。
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