- 2023/11/28 掲載
ブラックロック、先進国株を「ニュートラル」に引き下げ
先進国市場の中短期ソブリン債は、最近の利回り急上昇を受けて見通しが一段とポジティブに転じたとした。
ブラックロックは2020年3月以降先進国債券を「アンダーウエート」としていたが、利回り上昇に伴いポジションを縮小し、見通しは「ニュートラル」に変更した。
中短期国債については楽観しているが、長期債については投資家がタームプレミアム(長期国債を保有するリスクに対する補償)を求めるようになり、さらなる利回り上昇を予想しているため、弱気見通しを維持している。
「債務残高が増加する中、国債需要も弱まる」とし「中央銀行は量的引き締めの一環として満期を迎えた債券の再投資をやめており、投資家は大量な新発債の消化に苦慮している」と説明した。
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