- 2023/11/27 掲載
三井住友FG、太田純社長が死去 中島副社長が代行
[東京 27日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは27日、太田純社長(グループCEO)が25日に死去したと発表した。死因はすい臓がん。65歳だった。当面の間、中島達副社長が職務を代行し、近く後任の社長を選定する予定としている。
太田氏は「アジアに第2、第3の三井住友銀行を作る」とし、アジアでの金融機関への出資を進めたほか、米証券会社ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの資本・業務提携を行うなど、同社の海外展開をけん引してきた。国内では、SBIホールディングスへの出資なども行い、金融以外の事業への幅も広げた。
通夜・告別式は近親者のみで行う。後日、お別れの会を行う予定。
太田氏は1982年に住友銀行(現三井住友銀行)に入行、2019年から三井住友FG社長を務めていた。20年からは経団連の副会長も務めている。
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