- 2023/11/27 掲載
米年末商戦、客は値引き見定め サイバーマンデー控え戦略的に厳選
各事業者はオンラインの販促を強化しており、米感謝祭後の最初の月曜日であるサイバーマンデーに米国内ネットショッピングは今年最大に膨らむとみられる。
顧客情報管理セールスフォースのリテール担当バイスプレジデント、ロブ・ガーフ氏はブラックフライデーのネットアクセス数の多さは、消費者が最大限値引きされた高価値の商品を厳選するのに時間と労力を費やしていることを示したと指摘した。
同氏によると、ブラックフライデーに小売業者は米国で平均して約30%の値引きを行った。セールスフォースの集計では、同日のオンライン消費額は米国で164億ドル、全世界で709億ドルに上った。
同社はサイバーマンデーに平均30%の値引きが再び行われると予想。しかし、この日まで購入を待っても在庫切れのリスクがあるとガーフ氏は指摘した。
一方、アドビ・アナリティクスはサイバーマンデーの消費額が前年比5.4%増えて過去最高の120億ドルになると予想している。
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