- 2023/11/24 掲載
英中銀、断固としてインフレとの戦い継続する必要=ピル氏
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が24日報じた。
同氏は経済活動が低迷しているが、主に供給サイドが原因でインフレ圧力の緩和とは無関係だと指摘。エネルギー、食品、国際商品価格が安定したため、総合インフレは低下したが、主に「外生的」な要因によるものであり、引き続き国内発のインフレの抑制を重視する必要があると述べた。
「経済活動はわれわれの予想より低迷しているが、インフレの根底にある国内要因の主要指標(サービス価格インフレと賃金の伸び)を見ると、夏まで頑強に高止まりしている」と発言。
「(国内インフレと賃金の伸びは)直近のデータでも、わずかな歓迎すべき低下の兆しは見られたが、依然として非常に高い水準にある」と述べた。
ピル氏は、高止まりしているインフレの構成要素を引き下げることが中銀の課題だと述べた。
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