狭い日本のオフィスにビジネスPCはコンパクトなほうがいい! サイズ、性能、価格の3拍子揃ったビジネスPCがHPから登場!!(2/2)
パフォーマンスも十分なレベルを確保
チップセットはAMD 785Gチップセットを搭載。これはオンボードグラフィックスでDirect X 10.1に対応するATI Radeon HD 4200をGPU(グラフィックプロセッサーユニット)コアとして統合しているAMDの最新アーキテクチャだ。Direct X 10.1はWindows 7のデスクトップウィンドウマネージャーに採用されているテクノロジーである。さらにこのチップセットはオンボードビデオ用メモリとして128MBのサイドポートメモリ(DDR3)を実装しているため、メインメモリに負担をかけずに3D描画などのグラフィックス処理が実行できる。Windows 7に最適化されたアーキテクチャというわけだ。
CPUにはAMD Sempron プロセッサとAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサから選択可能だ。
AMD Sempron プロセッサは64bitコンピューティングにも対応するAMD64テクノロジー、IC間の通信速度を従来の最高48倍まで高速化できるHyperTransport テクノロジー、総容量最高384KBの高性能キャッシュなどを実装し、同クラスでトップクラスのコストパフォーマンスを発揮する。
メモリはもちろんDDR3のSDRAMに対応し、2スロットに最大4GBまで搭載できる。標準的なビジネスに使われるアプリケーションもサクサクと軽快に動くし、複数のアプリケーションを同時に使っても動作が緩慢になることはない。
さらに160/250GBと大容量なHDDとデータアクセスが高速なSSDの選択も可能なので、ユーザーの用途や業務傾向に応じたタイプ選定ができるところも嬉しい。
一方、拡張性だが、アクセスの容易な前面に4基、背面にも6基のUSBポートを装備している。このコンパクトサイズにしてこれほどの数のUSBデバイスが接続できるマシンはライバルには見当たらない。ほかにもディスプレイポートとVGAポートを備え、2画面表示にも対応するなど、昨今のビジネスニーズに対してまったく痛痒のないスペックが与えられているのだ。
小さいだけに少食、優れた省エネルギー性能
これはAMDのアーキテクチャやSSDの採用、さらには高い電源変換効率を備えたACアダプターの搭載など、各コンポーネントレベルで省エネルギーを意識した設計を徹底しているからこそ実現できたものだ。
省エネ、つまり消費電力が少なくて済むということは、ランニングコストの削減にも有効であることはいうまでもない。
スペック表 | ||
新PC | 旧PC | |
モデル | 6005 Pro US | dc5750 SF |
チップセット | AMD 785G | ATI RADEON XPRESS 1150 |
グラフィックス(オンボード) | ATI HD 4200 | ATI Radeon X300 |
CPU | Athlon II X2 B24(3GHz) | Athlon 64 X2 3800+ (2GHz) |
メモリ | 2GB PC3-10600 DDR3 SDRAM SODIMM | 2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM |
ハードディスク | 160GB Serial ATA/300 | 80GB Serial ATA/300 |
OS | Windows XP Professional | Windows XP Professional |
地球環境にも人にもやさしい
また、廃棄時に環境や健康への影響が指摘されているBFR(臭素系難燃化材)やPVC(ポリ塩化ビニル)を本体構成パーツから排除するなど、さまざまな角度から環境への配慮を重視した製品にもなっているのだ。
ツールレスでメンテナンス可能
基本的にはツールレスでシャーシカバーを開けることができ、HDDやSSD、光学ドライブの交換やメモリの増設もツールレスで実施が可能と、十分な整備性を確保しているのだ。
デスクサイドサポートに従事する運用管理担当者としても、このメンテナンス性の高さは魅力であるに違いない。
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手軽に購入できる価格だからこそ、各スタッフ用のメインマシンとしてはもちろん、万一の際のバックアップ代替機として導入することも考えられる。コンパクトサイズだからわずかなスペースにもストックしておけるというわけだ。
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