アマゾンが続々と「求める人材」を獲得できるワケ、人事部長が明かすスゴイ採用戦略
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アマゾンが人材採用で重視する「タレントアクイジション」とは?
労働力人口の減少により、人材採用マーケットでは売り手市場が続いている。こうした中、企業の採用担当者は「専門分野に特化した人材」と「多くの人材の確保」という2つの課題に直面している。さらに終身雇用が縮小したことで、新卒採用から専門職の中途採用を強化する企業が増えているのも昨今の状況だ。こうした厳しい状況でも、必要とする人材を確実に獲得して事業を成長させているのがアマゾンだ。21カ国に146万人の従業員を抱える同社は、採用方式として「リクルーティング」ではなく「タレントアクイジション」を重視しているという。これは、その人のこれまでのポジションをベースにした経験ではなく「その人の持っているコンピテンシー(能力)を問い続けながら採用する」という意味だ。
たとえば、アパレル業界でバイヤー経験があることを要件にするのではなく、「データをもとに戦略立案できる」「交渉能力がある」といった素質を重視して採用することだという。さらに同社では、人材によって「自社で採用するべきか」「人材紹介会社に依頼するべきか」を決めているという。
多種多様な人材の獲得に成功しているアマゾンは、なぜこのような人材採用方針を立てているのか。また、自社で獲得する人材と紹介会社に依頼する人材の違いは何か。アマゾンジャパンの人事部部長が、自らその詳細を語った。
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